メリットとデメリットを理解して決める

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人前に出ることが多い人

詰め物の中で、最も自然に見えると言われているのがセラミックです。
口を開けて至近距離で口内を見られても、他人に治療したあとだと気づかれにくいでしょう。
よく接客業の人や、クラスメイトと毎日関わる学生がセラミックを選択する傾向が見られます。
さらにセラミックは変色しないので、いつまでも白くて綺麗な歯を維持できます。
汚れも付きにくく、二次虫歯や歯周病などの病気を発症するリスクも低いでしょう。

このようにメリットが多いセラミックですが、もちろんデメリットもあります。
それは強度が低いことや、治療する際に、他の詰め物よりも削る範囲が多い面です。
つまりセラミックは、治療中に歯に与える負担が大きい詰め物となります。

奥歯に使用できるほど強度が高い

ジルコニアも、最近注目されている詰め物の1種です。
こちらは金歯のように強度が高く、奥歯の治療をする際に向いています。
さらにセラミックのように汚れが付きにくいという特徴を持ち、金歯とセラミックのメリットを併せ持っていると覚えておきましょう。
しかし強度が高いと言っても、あまりにも硬いものを噛んだり、無理な力を加えたりすると割れてしまいますし、その際は調整ができません。
油断せず、硬いものを噛む場合はゆっくりと咀嚼してください。

ちなみに歯医者によっては、セラミックやジルコニアといった詰め物を扱っていない場合があります。
希望する治療ができなかったら困るので、事前に歯医者で扱う詰め物を調べておきましょう。


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